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三友、iQ2Kを導入

ステレオ3Dポストプロダクションに参入
2011224三友株式会社(東京都渋谷区、北川正樹代表取締役社長)はこのほどクォンテルのiQ2Kハイエンドノンリニア編集合成装置を同社のビデオテクニカルセンター(以下、三友VTC)に導入し、4月より本格運用に入る予定だと発表した。
三友は、放送用・業務用ビデオ機器を販売、ビデオ編集スタジオなどの設計・施工を請け負う傍ら、各種コンテンツの企画・制作、イベントの企画・運営、さらにポストプロダクション業務も行っている。このたびのiQはこのポストプロダクション業務を強化する目的で導入されたものである。
三友VTCの成り立ちは古く、日本のテレビ放送制作がフィルム中心からビデオ中心に移行するのに先立ち、顧客により高いレベルの技術とサービスを提供する目的で、自ら編集スタジオを設計し、運営し、ノウハウを蓄積してきた。2003年8月にはデジタルハイビジョンに対応した編集室も設備しており、iQのほか、ソニーMVS-8000によるリニア編集2室が稼動し、合計3室のHD編集室を備えることになる。さらFairlight CC-1を備えたMA2室を持ち、総合的なポストプロダクションサービスを提供している。
三友VTCの主な作品は、土地柄、NHKで放送されるものが多かったが、徐々に映画やその他のサービスの比率を増やしながら、その守備範囲をより広いものにしている。殊にiQ導入の目的のひとつにはステレオ3Dポストへの参入が挙げられる。これは映画中心の3D制作から、最近ではCS放送などでも3Dが放送され、3D対応機器が家庭に浸透しはじめるなどの時代背景を反映している。また、同社初の本格的なノンリニア編集システムの導入のきっかけには、ファイルベースのワークフローに対応する目的もあった。これまで、Final Cut Proなどによる対応に留めてきたのは、メインの編集室がリニアであったためで、昨今のファイルベースワークフローの拡大に対応し、よりきめの細かいサービスをするためには、ファイルイン・ファイルアウトにも完全に対応できるシステムの導入が必須となってきたことによる。
営業本部映像メディア部の岸統括部長は、「社内の制作部ではステレオ3D作品を手がけており、また既存顧客からも3Dポストの打診があります。3Dに対応するのであれば、最上位の3DシステムであるiQしかないと決断しました」と話す。チーフエディターの鈴木氏は「クライアントに満足してもらうためには自分たちのスキルを磨くことが第一、その上でiQを使いこなしていくことを考えています。これまで築いてきたクリエイターたちとの関係の中から、よりよい作品作りをしていくことが夢です。」また、クォンテルの対応について「サポートの対応がすばらしく、フットワークの良さを感じます。技術面でも操作面でも質問に的確に即座に答えてくれるので、信頼できます」と結んだ。