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IBC 2010: Enterprise sQのワークフローは地球規模へ

プロジェクトQTubeがIBCでそのベールを脱ぐ

2010年9月10日: クォンテルはIBC 2010で初めてプロジェクトQTubeについて公表した。すべての放送局が夢見てきたワークフローの技術プレビューとしての発表だった。QTubeは、インターネットを使って、sQサーバー内のコンテンツを世界中のどこからでもいつでも再生し、編集できる技術だ。要するに、このQTubeのプレビューで、世界は初めて放送グローバルワークフローを垣間見たことになる。

QTubeは、サーバー内のどのアセット(ラッシュ、編集あるいは収録中の素材)にも簡単にアクセスでき、フレーム精度の編集を提供する。これはP2Pソリューションではなく、多対多のワークフローで、並行動作を扱うことができ、結果的に放送におけるひとつひとつの作業を短時間に終わらせることができるようになる。QTubeは標準的なIT技術の利点にクォンテルの仮想化とアイデンティティ追跡の技術を加えることにより、これまで放送環境の中で求められていながら予想さえもしなかった方法を可能にしている。

QTube
QTubeの編集クライアントは、クォンテルの標準的なsQ Editアプリケーションをベースにしており、その使いやすさはお墨付きだ。遠隔サーバーのどのクリップを扱うこともでき、フレーム精度の編集が可能で、しかもローカルで取り込んだ素材と遠隔の素材を混在して編集することもできる。そして、出来上がった結果は地球上のどこにあるサーバーにもパブリッシュ(完成した編集結果として登録)することができる。プロジェクトQTubeは、必要な素材の転送を自動的に扱い、移動が必要なフレームだけをサーバー間で移動するクォンテル独自の技術、sQサーバーに組み込み済みのデルタ編集とアイデンティティ追跡の技術が使われる。また、RIAベースの閲覧クライアントも用意されており、どんなブラウザー上でも動作し、Enterprise sQのデータベースを検索し、どんなクリップもあるいはそのクリップの一部も即座に再生して見ることができる。さらにオペレータはクリップに記録されたロギングデータにもアクセスすることができる。

「世界中、どんどんつながっています。放送局のポストプロダクションはこの傾向に拍車をかける時期に来ています」と話すのはクォンテルのマーケティング担当重役スティーブ・オーウェン(Steve Owen)だ。「QTubeは、放送局がそれを実現するのを助けるものです。放送の世界は後戻りできないのです。」

クォンテルは、プロジェクトQTubeの製品化を2011年の前半と見込んでいる。