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Final Cut Pro をクォンテルのワークフローに統合

2008 年9 月12 日 IBC 2008 アムステルダム発:クォンテルは、サーバーベースの制作環境であるEnterprise sQ にアップルのFinal Cut Pro を完全に統合するために大規模な開発を行ってきたことを発表した。この開発は、Final Cut Pro にクォンテルの元来の編集機とまったく同じワークフローと利点を与えるものとして、全世界の放送局に広く訴求するものとなる。

この開発によって、Final Cut Pro はサーバーの素材とメタデータにアクセスできるだけでなく、クォンテルのデスクトップ編集機や仕上げ編集機で作成した編集結果にまでアクセスし、それらを再現することができる。Final Cut Pro は完全にクォンテルのワークフローの一員となることができ、ニュースストーリーを作成し、クォンテルのワークステーションで始めた編集を仕上げることができ、その結果をクォンテルのサーバーに登録して送出することができるのである。

Final Cut Pro は、クォンテルのサーバーに蓄えられたメディアに直接アクセスし、編集することができ、メディアをインポートする必要もなく、編集が終わったらすぐに送出することも可能になる。クォンテルの編集機もFinal Cut Pro で始めた編集にアクセスすることもできる。いずれの場合でも、編集情報は生きたままで、送出まで維持することができる。Final Cut Pro ユーザーにとっての利点を挙げると次のようになる。

  • サーバーに登録した編集をすぐに送出 – 編集結果はAAF としてsQ サーバーに登録され、サーバーは、編集の順番に素材クリップを並べ替えることで即座に送出可能
  • ブラウズ・ワークフロー – クォンテルのワークステーションで始めた編集は、Final Cut Pro で開いて放送用メディアでフィニッシングが可能。もちろんその逆も可能で、Final Cut Pro ユーザーも、クォンテルの放送用ブラウズ・ワークフローに完全な形で参加可能
  • ニュースルーム・コンピュータのプレースホルダーに登録 – Final Cut Pro のユーザーも、ニュースルーム・コンピュータの項目表に作成されたプレースホルダーに直接、編集結果を登録でき、編集結果はそのまま送出可能に

「この開発が最も受け入れられ、利点を享受できるのは、よく訓練されたFinal Cut Proのユーザーを多数かかえる現場、すなわち報道制作の現場なのです。もちろん、sQ Cut、つまりクォンテルのデスクトップ編集機はこのワークフローに最適ですが、Final Cut Proがこの環境に一員として参加できるのです」と話すのは、クォンテルの放送マーケティングマネージャーのトレバー・フランシス(Trevor Francis)である。